お通夜や告別式で行う焼香には正しい作法があります。焼香の手順は以下の通りです。
1.焼香台まで進み、遺影に向かって一礼します。
2.抹香をつまみ、目を閉じて額まで上げ、香炉に落とします(宗派によって異なります)。
3.2の手順を1回から3回ほど行います(厳密には、宗派や寺院によって回数が決まっていますが、時間を取らせないために1回だけ行うケースもあります)。
4.遺影に向かって合掌します。
55.一歩だけ後ろに下がってご遺影に礼をし、次にご家族とご僧侶の方に一礼して元の席に戻ります。
ご自身の前の方のご焼香を真似した場合、もしもその人が間違った作法に則っていると、恥ずかしい思いをすることになりますので、できればご焼香の作法を覚えた上で参列するようにしたいところです。